ごきげんよう、なめくじです。先ほど米津玄師さんの新曲『感電』がYouTubeで公開され、中学生の頃からファンだった私も即効で視聴しましたが、素晴らしいですね、格好良さのあまり鳥肌がたってしまいました。そんななめくじですが、過去にメモ書きに残していた「米津玄師語彙集」なるものを思い出し、この美くしすぎる言葉の数々を皆さんにも知ってもらいたくにわかずくりではありますが共有しておきたく存じます。
文責:なめくじ
言葉を調べるにあたって参考にしたのは主に、goo国語辞書(URL:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/)です。
目次
瑪瑙(めのう)[首なし閑古鳥]
玉髄の一種。帯状の美しい色模様をもち、印形・飾り石などにされる。原石のかたちが馬の脳に似ていることが語源。
モルグ[Christmas Morgue]
死体安置所、遺体安置所。検死や埋葬(火葬)の準備などによって一時的に死体を保管しておく場所のこと。
芥子-けし [トイパトリオット]
けし科の越年生植物。五月ごろ紅・紫・白などの花が咲く。薬用。未熟な実から阿片(あへん)がとれる。
アベリア [Moonlight]
初夏~秋の花。花色は白やピンク。花言葉は「強運」「謙虚」「謙譲」。
心像(しんぞう)[心像放映][街]
過去の経験や記憶などから、具体的に心の中に思い浮かべたもの。視覚心像・聴覚心像・嗅覚心像など、すべての感覚に対応した心像がある。
縷々語る(るるかたる)[海と山椒魚]
こまごまと詳しく述べるさま。
パラノイア [爱丽丝]
ある妄想を始終持ち続ける精神病。妄想の主題は、誇大的・被害的・恋愛的なものなどさまざまである。偏執(へんしゅう)病。妄想症。
諦観[街][WOODEN DOLL]
1.本質を明らかに見て取ること。
2.悟りの境地にあって物事をみること。
昼鳶(ひるとんび)[Flamingo]
昼間、人家にしのび入り、金品をぬすむ者。
カンテラ [ワンダーランドと羊の歌]
携帯用の石油灯。石油のはいったブリキの壺に綿糸の芯を通したもの。
ケロイド[マトリョシカ]
(俗にいうケロイドとは)皮膚が赤く盛り上がった傷跡のこと。
セントエルモ[fogbound]
雷雲が接近したとき、船のマストや教会の尖塔、また山頂から発する青紫色の光。先端放電。
死屍累々(ししるいるい)[Mrs.Pumpkinの滑稽な夢]
死体が多く重なり合って、むごたらしいさま。
御目通り[Flamingo]
1. 身分の高い人に会うこと。
2. 貴人や主君の目の前。
シュバリエ[遊園市街]
フランスで騎士を意味する。
ポラリス[fogbound]
2100年の前後数世紀における北極星。肉眼で確認しやすい星の中で最も天の北極に近いため、16世紀頃から北極星として機能している。
ニヒリスト[TEENAGE RIOT]
虚無主義。この世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場。
白昼夢[恋と病熱][白痴]
目覚めている状態で見る現実味を帯びた非現実的な体験や、現実から離れて何かを考えている状態を表す言葉。願望を空想する例が多い。
卒塔婆(そとば)[結ンデ開イテ羅刹ト骸]
死者の供養・追善のために墓地に立てる、細長い木の板。
バンカラ[ホラ吹き猫野郎]
ハイカラ(西洋風の身なりや生活様式)をもじった語。 明治期に、粗野や野蛮をハイカラに対するアンチテーゼとして創出された。 一般的には服装や言動などが荒々しいさま、またわざとそのように振る舞う人をいう。
メゴラ[爱丽丝]
1921年から1925年ごろまでの間にドイツで製造されたレース用オートバイ。前輪駆動オートバイの中でも特異な例外的大型車。当時2000台作られたが、現在残っているのは約10台程度。
宵越しの金要らず[ホラ吹き猫野郎]
その日に得た収入はその日のうちに使い果たす、金銭に執着しない江戸っ子の気性の意味。「宵越しの銭は持たない」という慣用句に基づく。
アバンチュール[マトリョシカ][TOXIC BOY]
恋の冒険。火遊び。
隨に(まにまに)[あめふり婦人]
1. 事の成り行きにまかせるさま。
艦艇などから航空機を射出するための機械。また宇宙船やロボットなどを射出する装置
二律背反[ワンダーランドと羊の歌]
哲学で、相互に矛盾する二つの命題(定立と反定立)が同等の妥当性をもって主張されること。
Nighthawks[Nighthawks]
夜鷹のこと、また派生して「夜更かしする人々」とことを言う。画家エドワード・ホッパーの作品『ナイトホークス』が有名。
酸っぱい葡萄[LOSER]
「すっぱいぶどう」はイソップ寓話の一つ。フロイトの心理学では、その物語の内容からこれを防衛機制・合理化の例とした。また、英語圏で「Sour Grapes」は「負け惜しみ」を意味する熟語である。
ベロニカ[Christmas Morgue]
イエス=キリストが十字架を負って刑場に向かう途中、顔をぬぐう布を捧げたという伝説上の聖女。
あばら屋[MAD HEAD LOVE][ホラ吹き猫野郎]
荒れて(粗末で)すきまだらけの家。
砂を噛む[クランベリーとパンケーキ]
まったく面白くない、という意味のたとえ。つまらない。味気ない。
スピカ[目眩電話]
おとめ座で最も明るい恒星で、全天21の1等星の1つ。春の夜に青白く輝く。
コメント