【DIY】大きな本棚をカナヅチとボンドと釘で自作してみました。

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ごきげんよう、なめくじです。今日はつい1年ほど前に自作した超巨大本棚を製作する過程について記録しておきたいと思います。読書家・蔵書家の皆様方ならば一度は天井一杯まで本を収納できる本棚を夢見ることと存じます。筆者もそうでした。しかしそのような本棚は少々根が張るもので、社会人ならばまだしも苦学生のなめくじには到底買いようがありません。だいたいお金があったとして、各々の書斎にぴたりと納まりのよい本棚に巡り合うことは稀です。ならば自作です。己の手腕とカナヅチで理想の本棚を作り上げてやろうじゃないか、それがこの作戦のモチベーションです。

目次

設計図を書く

まずは採寸と図面起こしから取り掛かりました。筆者は文系学生ゆえに図面とは小中学生のお絵かき遊びから疎遠になって久しいのですが、当時の感性を呼び覚ましてなんとか完成させます。極力書斎には余分な物を置きたくないこともありまして、本棚とゴミ箱を一体化、デスクトップPCもその中にお覚ます構造にしました。

資材買い出し

続いてコーナン(関西に多いホームセンターです)に資材買い出しに向かいます。先程設計図を作成したといいましたが店舗によって在庫が異なっているでしょうし詳細に長さを決めたというわけではありません。現地で具体的な寸法を検討します。

カットサービスを利用

ありがたいことに、コーナンでは1カット50円にて木材カットサービスをしているようです。他のホームセンターでもおおよそ同じようなサービスをしていますので調べてみてください。会計後に店員に声をかけてカットしていただきました。「この木材は30cmずつに12個作ってください、この平板は30cm×120cmを8個、30cm×180cmを3個お願いします」というように、少々大変ですが事前に紙に書いておくという風に注文します。必要な木材を全てカットしてもらうことで自宅で電動ノコギリを使う手間を省き、それでいて車に積み込みやすくするという狙いもあります。とはいえあまりに今回大きい本棚製作では私の家の軽自動車では困難を極めましたので、軽トラックの無料貸出を利用しました。

組み立て

後は釘をトンカチでひたすら打ち込むのみです。近代文明の利器に頼ることを潔しとしない私はトンカチと長釘を用いましたが特段のこだわりがない方は電動ドライバーとビスを用いるのが圧倒的に賢いでしょう。はしご状に支柱を組み上げます。続いて四本の支柱に架橋するように本を置く平板を重ねます。平板は住宅の床板に用いられる12mmのものを使用、木工用ボンドで支柱と圧着します。ただボンドでくっつけるだけでは耐久性能に問題がありますが、圧着することにより素手では到底外せない強度を実現できます。吉田沙保里さんでも容易ではありません。

完成。

感想

製作時間:買い出しから完成まで12時間製作費:2万円自作本棚の利点は生かせたようです。しかし疲れますので経済的余裕があるという方は既製品を買うというのも一つです。かくいう私も社長令嬢としてこの世に生を受けたならばこの本棚を買っていました。

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学部生の4年間は本の置き場所に困るまいと思われたこの巨大本棚、現在学部2回生の時点で使用率はどれほどかといいますと……

8割というところでしょうか。読みもしないのに本を買うんだから!

完成画像

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順次用意します。

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