2020-12

京都の謎

京都伏見の外れにある神域について

山科の方へと通ずる峠道を分け入った先に、人々から忘れ去られた神域があるという噂を思い出したのは、丁度、大学終わりに竹田駅の窓口に寄り道したときのことでした。その噂を教えてくれた、将棋部の先輩の話を聞くには、峠を上る道中に古めかしい鳥居と、その先に続く小道があって、それは本当に小さな分かれ道なものですから、目を凝らして歩いていなければ気付けないそうで、その道をしばらく辿っていくと、やがて奇妙な鳥居と古社が現れ、えもいわれぬ神秘性を帯びているというのです。
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