ごきげんよう、なめくじです。今回は2回目になります、本棚のDIYをしていきたいと存じます。前回、クソデカい(失礼)本棚を錬成したものの、日本国語大辞典旧版は収まりきらず、その後、作業デスクの下で寂しく爪弾きにあっていたのでございまして、見かねた私は、いよいよ彼専用の、立派な本棚を拵えようと思い立ったのであります。
※旧版ゆえに全20巻というヴォリュームになっていますが、現行の精選版はコンパクトです。少なからず言葉に親しまなければならない文学部学生には是非ともおすすめです。
目次
買い出しへ
予算は1000円で、この漬物石に勝るとも劣らない日本国語大辞典の巨躯に、相応しく堅牢な本棚を作るべく、第一にコーナンに足を運びました。あらかじめ頭の中に拵えておいた図面に従い、必要な木材を見繕います。選んだのは、1×4材の6フィートを4つ、値段はちょうど1000円です。これを持ち運んで、コーナンの隅っこにある木材カットコーナーで、店員さんに加工をお願いします。670mmが4枚、515mmが6枚ができました。アプリ会員になっている恩恵にあずかって、カット料金は無料になりました。


※木材カットがある店舗は事前にお調べください。無料は10カットまで。
組み立て
論文執筆のおりに辞典をスムーズに取り出せたならば、さぞ心地良かろうと思いまして、念入りに表面の凹凸ささくれをやすりがけし、ついに組み立て作業にかかります。
手始めに、木工用ボンドで二組の木片を接着、といいますと、いかにも手抜かりな、杜撰な工作であるなとお思いになるかもしれませんが、実は木工用ボンドは、圧をかけながら接着すると、カイ・グリーンや若かりしアーノルド・シュワルツェネガーならまだしも、並大抵の人間の腕力には引き離せないほどの効力を発揮するのです。


その次も、やはり木工用ボンドで、しかし今度は仮組み程度に接着し、仕上げに釘を打ち込んで画竜点睛に至らせます。日本国語大辞典の前面がはみ出るような格好になっているは、私なりの工夫です。

横一列を彼にぴったりと合うサイズにしましたので、取り出しにくくてはかなわない、というわけで、このように底面に手を添えて、取り出しやすくしました。かくして、机の影に追いやられていた私の労働仲間は、日の目を見たのであります。
完成




※耐震対策にジェルマットを使用しました。これを貼るだけで本棚がびくともしないので重宝しています。
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