この記事では壁一面のバカでかい本棚を作った記録を紹介します。
目次
はじめに
ごきげんよう。読書家の才覚に恵まれずとも、蔵書家の才覚には恵まれたなめニキです。越冬してなお、積ん読を蓄えています。
大学1年の頃に巨大本棚をこしらえて以来、もうカナヅチを叩く日は来るまいと信じていましたが、私の浪費欲いよいよ抑え難く、洛中洛外の古書店を渉猟しているうちに書架がいっぱいになったのが大学4年になった頃、腰重く設計図を書きます。
↓はじめにDIYした本棚
【DIY】大きな本棚をカナヅチとボンドと釘で自作してみました。
↓2番目にDIYした大辞典用本棚

コーナンで材料調達
前回、前々回と同様に、コーナンへと材料を買いに行きます。

いつもコーナンの木材カットサービスを利用し、家ではカット作業を省略していますが、今回は格別に大きな本棚を作ろうとしているので、できるだけカットサービスの際の注文が簡潔になるように、シンプルな設計を心がけました。
必要なパーツの種類が少なければ、無駄なくカットするイメージも簡単になります。
とはいえ、今回は13000円ほどの大量の木材(ワンバイフォー材)を購入したので大変です。軽トラックをレンタルし、自宅に運び入れます。
組み立て
自室に運び入れると、おびただしい木材とその香りが異様な存在感を示します。

レンタルしてきたドリルドライバーを使って、無心にビスを打ち込んでいきます。合計で100本以上打ち込みました。
終盤にさしかかると、どうしようも避けられない木材本来のゆがみが、ビス固定に抗って反乱を起こそうとしました。その度に腕力で反乱分子を黙らせましたが、か弱い少年少女たちは鎮圧するに足る腕力を持っていないかもしれません。その時はなめニキを事前にレンタルしてお手伝いしてもらいましょう。

完成写真
簡単に意匠について紹介しておきます。
下から四段は全集などの大型図書、上から二段は新書や漫画、右側四段は学術書、左側五段は文庫と新書を配架する設計にしました。それぞれ書籍の縦幅を事前に測っておき、ピッタリおさまるサイズで本棚の縦幅も設計しました。これによって、地震の際に死ぬリスクを軽減できます。

地震対策は他にも、本棚自体を壁に固定しました。ゴリラ体型の男子大学生21歳が本気で揺さぶっても、びくともしません。

おわりに
今回は自室にピッタリ合う壁一面の本棚をDIYしました。
費用総額は14000円ほどになったので格段に安いです。
同じサイズの市販品を買うと4万円以上してしまいますが、それでもピッタリのサイズにはなりません。かといって、大工に特注すると10万円以上してしまいます。
というわけで、本棚自作はオススメです笑
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