研究成果

現代人の個性をめぐる葛藤

現代に生きる日本人は、じぶんは一体何者であるのかを、絶えず自問し、何らかの答えを擬制的に見出せるときもあろうが、場合によっては個性的な何者かになろうと演じてみせたり、何者でもないじぶんに絶望を憶えたり、果てにはまだ見ぬじぶんを発見しにインドにまで行ったりする。
読書生活の友

【最安DIY】1000円で本棚を作る方法【本棚制作2】

ごきげんよう、なめくじです。今回は2回目になります、本棚のDIYをしていきたいと存じます。前回、クソデカい(失礼)本棚を錬成したものの、日本国語大辞典旧版は収まりきらず、その後、作業デスクの下で寂しく爪弾きにあっていたのでございまして、見かねた私は、いよいよ彼専用の、立派な本棚を拵えようと思い立ったのであります。
社会学用語概説

【マルクス用語概説】交換価値、使用価値とは何か

マルクス経済学の根本をなす、交換価値、使用価値はどのような概念なのでしょうか。この記事では、『資本論』を読み解くために両概念をわかりやすく簡潔に概説します。
社会学用語概説

対義としての「機能」と「本質」とは何なのか。

機能論と本質論とはどのようなものなのでしょうか。基礎論理学にはじまり、様々な学問分野で論じられるこの対概念について、知っておくことは損ではないはずです。
社会学用語概説

【概説】生産関係とは何なのか【マルクス主義用語】

カール・マルクス(1818〜1883)は、人間と動物を区別する人間の本質に労働を見出しました。人間が生きていくためには必ず生産を行わなければならず、その手段を生産手段、生産のために人間同士が取り結ぶ関係性を生産関係と呼びました。
社会学用語概説

【概説】機械的連帯・有機的連帯とは何か【社会学用語】

デュルケーム(1858〜1917)は近代社会とそれ以前の前産業社会を決定的に分つものとして、分業に着目しました。分業が盛んになる近代社会(つまり産業的な資本主義社会)について触れる前に、分業があまり行われていなかった前産業社会について考えてみましょう。
社会学用語概説

【概説】ゲマインシャフト、ゲゼルシャフトとは何か【社会学用語】

18世紀英国に端を発する産業革命より後、農村と、農村ではない都市の違いがよりはっきりとしたものになり、二つの社会をそれぞれ、ゲマインシャフトとゲゼルシャフトと名付けたのが社会学者のテンニースでした。本稿では、それぞれの社会のあり方とどのようなものであるのか、概説します。
社会学用語概説

【概説】マージナルマンとは何か【社会学用語】

本稿では、マージナルマンとはどういう存在かを概観します。社会学においてその言葉が使われるとき、それは「複数の文化にまたがるように、
随筆

新釈文壇昔ばなし

昔、築地市場にほど近い鳥屋で、鏡花と鶏鍋をつついたことがある。その店には度々、芥川と里見も交えて、文芸評論をたたかわせたこともあったが、その日は鏡花と私のふたりで逢っていた。こういうときは、女将さんの世話にあずかって、蝋燭を持ってきてもらう。
社会学用語概説

【要約】エーリッヒ・フロムとは何者か

ユダヤ系、ドイツの哲学者で、のちのナチズムの目撃者となった経験から、最大の著書『自由からの逃走』を著します。ナチズムの魔風が吹き荒れる欧州を、他のフランクフルト学派のメンバーと脱出し、終戦後にドイツに戻るメンバーも多かったのですが、フロムはしばらくコロンビア大学などで教鞭を取ってから、晩年の6年をスイスで過ごしました。主著『自由からの逃走』革
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